アーティスティックな感性を刺激するホワイトのカラーリング 音源システム「Motion Control Synthesis Engine」を搭載し、滑らかでダイナミックな演奏表現を実現した、フラッグシップシンセサイザー MONTAGE V3.0 主な新機能 ■サウンド MONTAGE OS v3.0 はこれまで以上に個性的かつ高い表現力をもったサウンドを提供します。
【EXTENDED LFO】 LFO ウェーブが変化するスピードの設定上限を大幅に引き上げ(OS V2.5 設定範囲0〜63 ⇒ OS V3.0 設定範囲 0〜415)、これまで以上に複雑で表現豊かなサウンド表現が可能になります。
【新エフェクト】 Virtual Circuitry Modeling(VCM)技術により、イーストコーストの代表的アナログ・シンセサイザーの回路を再現したビテージスタイルのエフェクト2 種を追加搭載しました。
・VCM Mini Filter ................ 音に太さと張りを与えるフィルター ・VCM Mini Booster ........... 独特の質感を持つブースター Motion Control と連携した使用が効果的な新エフェクトを追加搭載しました。
Wave Folder ...................... スレッショルド値を超えた信号を倍音として加算し、リッチなハーモニクスサウンドを生成。
Motion Control と連携により時間変化を伴う豊かな音色変化を生み出す事が可能。
【パフォーマンス(新音色)追加】 これまでMONTAGE はOS のアップデートの度にパフォーマンスを追加しており、今回のOS V3.0 へのアップデートによりプリセットパフォーマンス数はMONTAGE OS V1.0 と比較しておよそ1.5 倍となる2,707 種類まで拡張されています。
■コントロール DAWで一般化したオートメーション機能をリアルタイムにコントロール出来る機能として備え、ライブシーンに新たな表現の可能性をもたらしたMONTAGE。
OS V3.0ではその表現力を楽曲制作に活かす為の機能強化となるパターンシーケンサーを新規実装。
またシーン機能をより積極的に活用する為の機能拡張も行い、より強力にミュージシャンのクリエイション・アクティビティをサポートします。
【Pattern Sequence】 リアルタイムレコーディングをベースとした8パターン×16トラック(1トラックにつき最大256小節)のパターンシーケンサーを追加搭載。
ループレコーディングを使用したストレスのないリアルタイムレコーディング、非破壊でのエフェクト処理、トラック毎のクオンタイズ・エディット、ドラムトラックの分割やロール作成。
パターンセクションと連携した楽曲制作が可能となり、完成した楽曲は無料のVST/AUプラグイン”MONTAGE Connect”を使用してDAWソフトウェア上に転送する事もできます。
【Super Knob Link】 8つのアサイナブルノブがSuper Knob操作の効果を受けるかどうかの設定をシーンに記憶できるようになり、更にフレキシブルなSuper Knobの活用が可能となりました。
【Keyboard Control】 各パートのキーボードコントロールスイッチのON/OFF設定をシーンに記憶する事が可能となりました。
■ワークフロー MONTAGEの使い勝手を高める仕様拡張を行いました。
【USB MIDI Host】 Class Compliant対応のUSB MIDIコントローラーを直接接続し、外部コントローラーとして使用する事が可能となりました。
【Rhythm Pattern※】 SHIFT + CONTROLLER ASSIGN操作でドラムキットを選択し、再生する事が出来るようになりました。
※MODX搭載のRhythm Pattern機能と同等の機能となります 【Global Micro Tuning】 すべてのパフォーマンスにイクロチュニグ設定を記録できるようなりました。
【Changing LIVE SET registration】 パターン、ソグオディファイルをLIVE SETスロットに登録する事が可能となりました。
新音源システム「Motion Control Synthesis Engine」による滑らかでダイナミックな演奏表現力 「Motion Control Synthesis Engine」はハイブリッド音源(AWM2音源とFM-X音源)と、多彩なコントロールソースで複雑な音の連続変化を実現する「Motion Control」を組み合わせたトータル音源システムです。
この音源システムの核であるハイブリッド音源は、現代の音源方式の主流であるAWM2音源に加え、進化したFM音源である8オペレーター128音ポリフォニックのFM-X音源を組み合わせたもので、AWM2音源が得意とする音の再現性に、FM-X音源のタッチによる滑らか、かつダイナミックな音色表現力が掛け合わさり、リアリティーとシンセサイザーらしい表現力を同時に実現します。
さらに、そのハイブリッド音源に対し、更なる表現力を実現するために着目したのが「コントローラーによる音の連続変化」です。
MONTAGEは多彩なコントロールソースを持ち、それらを幾重にも折り重ね滑らかに変化させることで、サウンドに活き活きとした息吹を与えることができます。
「Super Knob」は複数のパラメーターを一度にコントロールすることができるノブで、シンプルな操作でダイナミックな音変化を表現できます。
例えば、シンプルなシンセディケイ音でも、「Super Knob」を左に振り切った状態から少しずつ右に回していくに連れてさまざまなエフェクトがかかって音が徐々に変化し、パッド音などがフェードインし、右いっぱいに振り切る頃には壮大な音世界が広がる、といった表現が可能になります。
コントローラーによるパラメーターの変化を設定、再生できるのが「Motion Sequencer」です。
最大8+1系統(パート用8系統+Super Knob用1系統)の設定・再生でき、さらに手元のボタンでホールドさせたり、トリガーできるなど、演奏しながら多層的かつ複雑に音を変化させることができます。
8個のロータリーノブ、8本のスライダー、ホイール、フットコントローラー、そして膨大なパターンを内蔵したアルペジエーター、A/D Inputの入力をソースにコントロール情報を生成するEnvelope Followerも搭載しており、これらの多彩なコントロールソースを活用することで、ダイナミックな音変化を伴う演奏を楽しんでいただけます。
タッチの微妙なニュアンスを弾き分けられる、扱いやすい高品位鍵盤 61鍵モデル『MONTAGE6』、76鍵モデル『MONTAGE7』には、フラッグシップシンセサイザー鍵盤であるFSX鍵盤を搭載しています。
『MONTAGE8』は88鍵のピアノタイプのBH鍵盤(バランスドハンマー鍵盤)を搭載しています。
どちらの鍵盤も、タッチの微妙なニュアンスを弾き分けられる、扱いやすい鍵盤として定評があり、タッチによる表現力に優れる音源システム「Motion Control Synthesis Engine」を最大限に活かせるよう、入念にタッチと出音をマッチングさせました。
プレイヤーの利便性を高めるインターフェイス ライブ時の音色セットや普段よく使う音色など、任意の音色を自由に登録できる「Live Set」機能を搭載しました。
ディスプレイに4×4 = 16個の大きな枠が配置され、それぞれに音色をアサインできます。
タッチディスプレイを採用しているので、画面自体をタッチすることで音色を切り替えられます。
別に物理ボタンも用意されており、スタジオではディスプレイ、ライブではボタンといったように状況に応じて使い分けることもできます。
また、音の切り替え時は「SSS (Seamless Sound Switching)機能」により音切れが起こらない設計になっています。
これはエフェクトにも適応されるため、リバーブやディレイの残響音が途切れることもありません。
このほか自照式スイッチ、周囲にLEDの配置が配置されたノブ、スライダーなどによりパラメーターの状況を瞬時に把握できるようするなど、プレイヤーの立場に立ったユーザーインターフェースデザインがなされています。
PC、iOSデバイスを組み合わせた演奏、音楽制作にも対応 自宅やスタジオで手軽にMac、PCやiPhone / iPadと繋げられるようUSB オーディオMIDIインターフェース機能を内蔵しています。
最大6ch In/32ch Outのオーディオを同時に扱うことができ※、最大192kHzまで対応しています。
このため、iPhone / iPadにインストールした音楽アプリと組み合わせてのライブ演奏や、付属のCubase AIと組み合わせ、MONTAGEで演奏してアイディアを深化させるような音楽制作にもお使いいただけます。
※サンプリング周波数が44.1kHzの場合 USBオーディオMIDIインタフェース機能 6ch In/32ch Out、192kHzまで対応するオーディオインターフェース機能を搭載し、Mac、PC、iOSデバイスで使用できます。
Cubase AI バンドル 最新版のCubase AIをダウンロードできるDownload Informationを同梱しています。
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