JK Josef Klier ( ヨットカー ) 4CK フレンチホルン用 マウスピース アメリカンシャンク Vカップ french horn mouthpiece 銀メッキ仕上げ ホルンマウスピース
J.K. french horn mouthpiece Josef Klier SP ジェイケー ヨットカー フレンチホルン用 マウスピース 銀メッキ仕上げ 英語読みでは ジェイ・ケー 、ドイツ語読みでは、 ヨット・カーとなります。
ヨットカーではプロの演奏家達と定期的にマウスピースについて研究をしています。
そして独自の技術と製法で演奏家達の抱えるマウスピースについての問題等を解決しています。
シリーズとしてはKシリーズ、Mシリーズ、SDとあり、KシリーズはVカップ、MシリーズがUカップです。
モデルナンバーが01、1、2、3、4とリム/カップの違いで5種類あり、それに対しスロートサイズが6種類あります。
モデル/カップサイズ/ボアサイズ/カップ深さ/リム/その他 モデル 4CKリム外径:24.5mmカップ内径:16.5mmスロートサイズ:4.4 少深カップ形状:K = Vカップ銀メッキ仕上げ (SP)アメリカンシャンク ▼ラインナップについて▼ 「番号」「スロートサイズ」「カップ」でモデルの型番となります。
例:01AK→「01」「A」「K」 以下の表より確認いただけます。
【番号】リム外径/カップ内径 01 = 26.5mm / 18.5mm 1 = 26.0mm / 18.0mm 2 = 25.5mm / 17.5mm 3 = 25.0mm / 17.0mm 4 = 24.5mm / 16.5mm 【スロートサイズ】 A = 4.8 極深 B = 4.6 深い C = 4.4 少深 D = 4.2 普通 E = 4.0 少浅 F = 3.8 浅い 【カップ】 K = Vカップ M = Uカップ 〜標準モデル〜 2CK、2CM、3CK、3CM、3DK、3DM 〜売れ筋モデル〜 2DK、2DM ※細かい仕様が画像と異なる場合がございます。
また全てのメーカー、全ての型番のホルンの装着ができる訳ではございません。
装着について返品/交換はできません。
●リム厚さ 厚いリムは、唇の支持面積が広 くなるため高音域が容易となり長時間の演奏が可 能になりますが、唇の自由度が制限される分、柔軟性が失われます。
反対に薄いリムは、音のコントロールは容易になり幅広い音域をカバーできますが、リムが 唇に食い込んでしまうと疲れやすくなる傾向があります。
一般的に初心者は中庸な厚さのリムを選択することが無難ですが、個人差もありますので、違和感がな く、自然に楽に演奏でき疲れにくいタイプを選んでください。
●リム内径 リム内径は小さいほど、高音域の演奏が容易で耐久性に優れていますが、音量は小さくなります。
逆に大きいほど、低音域が容易で音量も増えますが、耐久性は劣 るようになります。
一般にシンフォニーオーケストラのプレイヤーは大きいサイズを好み、吹奏楽は中庸、ジャズのビッグバンド奏者は小さいサイズを使用する 傾向があります。
しかし、最初から高音域出したいために極端に小さいサイズを使用すると、マウスピースを無理に押しつけて高音を出す誤った奏法を身につけ てしまう恐れがありますので、注意を要します。
*“リム内径の大きなマウスピースを使ってい る奏者ほど上手なプレイヤーである”といった誤った認識が少なからずあるようです。
確かに大きいサイズのマウスピースを利用するには、“強い”唇が必要で すが、音楽ジャンルによって求められる良い音は変化し、プレイヤーはその理想の音を出すためにマウスピースや楽器を必死になって選ぶのです。
一般にジャズ プレイヤーに好まれる小さいマウスピースとシンフォニーオーケストラのプレイヤーに好まれる大きなマウスピースとを比較するのは無意味です。
さらに言え ば、リム内径の基準は音楽ジャンルのみにあるのではなく、奏者自身のなかにこそ存在するのであり、各個人が自分の求める音のイメージを持つことが大切で す。
●スロート ス ロートは、マウスピース内径でいちばん細い部分であるため、音圧が最大点となります。
したがってこの部分の内径や長さが、抵抗の量に大きな影響を与えてい ます。
一般に細く長いスロートは、抵抗が強くスピード感のある明るい音色になり、高音域の演奏が容易です。
太く短いスロートは、暗めの音色で大音量が得ら れますが、抵抗が少なく疲れやすくなる傾向があります。
初心者の場合、自分が吹きやすいことを抵抗がない、吹きにくいことを抵抗があると判断しがちですが、これはその人にとっての違和感であり、本来の抵抗とは違うので注意を要します。
●リムバイト アタックの明確さや音程のコントロールに大きな影響を持つ部分です。
バイトのシャープなマウスピースは、正確な発音が可能となり充実した音が得られ、音程も 安定しますが、シャープすぎると唇の柔軟性が妨げられ、滑らかな音の移行が難しくなります。
また、強くマウスピースを押しつけると唇を傷つけてしまう恐れ もあります。
逆にバイトが丸く不明確なものは、音の立ち上がりが悪く、安定した音を持続させられなくなります—。
このことは弦楽器を思い浮かべれば容易に 理解できるでしょう。
バイオリンの弦を指でしっかりと押さえておかないと、音がぼんやりとし音程が不安定で、充実した音をつくれないことと、同様です—。
つまり、リムバイトは、唇の振動をしっかりと支える役目を果たしているのです。
●カップ 浅 いカップは明るい音色で高音域の演奏が容易になりますが音量は小さく、逆に深いカップは暗めの音色で低音域が出しやすく大音量が得られます。
また、カップ はその形状によってUカップとVカップの2タイプに分けられます。
Uカップになるほど、明るい音色で高音域が楽になり、Vカップに近づくほど暗めの音色で 低音域が楽になります。
フレンチホルンなどでは、UカップとVカップを組み合わせた形状や、 角度の異なるVカップどうしを組み合わせたような形状のマウスピースもあり、ダブルカップと呼ばれています。
ダブルカップでは、高音域を手前の浅いカップ が受け持ち、低音域を奥の深いカップが対応するため全音域で吹きやすく、しかも、やや暗めの音色になります。
カップ内部に傷や深い切れ目の入ったものは、スムーズな息の流れを妨げる恐れがあります。
これは、総型のカップカッターなどでマウスピースを製作する場合によく発生します。
●シャンク シャンクのテーパーが楽器のレシーバーのテーパーとぴったり合っていることが前提です。
シャンクの太さは、楽器に対してどのくらいマウスピースが入るかを決定 するため、全体のピッチや個々の音程、さらには吹奏感にも関与します。
このため、適正な入り深さでグラツキのないマウスピースを選ぶことが重要です。
●バックボア バックボアは吹込管の内径に対応して複雑な広がりを持ち、特に、高音域の音程に影響します。
また、バックボアの太さによって音色と抵抗感が変化します。
一般に バックボアの細いマウスピースは、明るめの音色になり抵抗が増し、高音域の演奏が容易になります。
逆に太いものは、暗めの音色で抵抗が減少し、低音域の演 奏が容易になります。
●リムカンター 直接、奏者の唇が触れるため、いちばん敏感に反応を示す部分です。
一般に比較的フラットでリム幅の中心よりやや内側に頂点を持つタイプが好まれています。
こ れはマウスピースを口に当てた時に自然にリムバイトを意識することができ、安定感が生まれるためです。
リムカウンターに傷や凹みがあると、唇のスムーズな 振動を妨げるため注意しましょう。
●ショルダー 一般にUカップは鋭いショルダーを持ち、適度な抵抗感があり、輪郭のはっきりした明るい音色となります。
また、Vカップは丸く滑らかなショルダーで、抵抗が少なく柔らかで暗い響きになります。
種類が豊富なのは「楽器・個人との相性」「演奏する楽曲」「求める音」によって使い分ける方や好みのものを使うからであって、一概にどれが良い、どれが悪いということではありません。
初心者が高音が出にくいからという理由だけで、練習をせず高音が出やすいマウスピースを選ぶということでもありません。
初心者はまず、一般的な一番スタンダードなもので低音から高音まで出るようになって、はじめて自分の好みや求める音色が出るマウスピースを買いましょう。
学校で楽器の貸し借りなどをされている学生さんにはマウスピース単品の購入はおすすめです。
楽器がないからといって、すぐに手の出しやすい安い楽器を買ったりせずコツコツと練習を積んで、自分の耳で楽器の音色を見分けられるようになってからジュピター、ヤマハ以上の楽器を手にされるのがおすすめです。
もちろん人によりけりですので、安い楽器でも価格以上の価値があるものもございます。
マウスピースだけで鳴らすと、唇を振るわせて音が出るので「ブー」といった音です。
金管楽器は楽器の音がとても大きいので、家での練習などはマウスピースだけで行うのもおすすめ。
元々口の形で音階を変える楽器でもあるので、マウスピースだけで音階がしっかり出るようになれば、本体を装着してもしっかり音が出せるようになるはず! マウスピースはどれも同じに見えますが、実はサイズや形状が微妙に異なり、それによって吹き心地が変わります。
「音が出しやすいマウスピース下さい。
」などと言われることがありますが、出しやすい、出しにくいは人それぞれで、また高音、低音、中音域どこが出しやすいかもマウスピースの特性によって異なります。
ソロが吹きやすい(音の立ち上がりが早い)もの、ロングトーンの安定感があるもの(ハーモニー重視)、どういう演奏でどういったものが自分に合っているかは自分で確かめていくしかありません。
その自分の求めているものを分かるようになるためにはやはり練習が必要になります。
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